船外機のギヤオイル交換!!(ギアオイル交換)

あなたの船外機のギヤオイル交換をしていますか?使用頻度に関係なく1年に一回は交換したいものです。

■船外機ギヤオイル交換方法について

船外機のギヤオイルって、人間に例えるなら血液のようなものです。ギヤオイルから異常が見つかるということも良くあるんです。ギヤオイルに水が混入してギヤが錆びてきていた。ギヤオイルに異常な金属粉が混ざっていたなど、・・・。定期的にギヤオイル交換を行うことで異常を早期に発見でき、船外機を長持ちさせることになります。

■ギヤオイル交換に準備するもの

●工具ドライバー
●オイルプラグのパッキン(推奨)
●ギヤオイル(必要量)
●受け皿
●ウエス
●船外機を真っ直ぐ固定できる台

■船外機ギヤオイル交換手順

 
1.オイルプラグを緩める 2.ギヤオイルの排出 3.ギヤオイル注入

オイルプラグを緩めるのですが、きっちりとサイズの合った工具を使用しましょう。上のオイルプラグ(オイルレベルプラグ)から緩める方が良いです。なぜなら、ネジ山をナメてしまっても後戻りできるからです。 次に船外機の下にギヤオイルの受け皿を用意して、下側のオイルプラグを緩めます。ギヤオイルが落ちてきます。この時、外したオイルプラグのパッキンを事前に交換しておきましょう。 ギヤオイルを下側のオイルプラグより注入します。なぜ、下側かというと、上から入れるとギヤケースの下に溜まったエアーが抜けないからです。仮にエアーを抜きながら入れても長時間要します。
4.ギヤオイル注入完了 5.オイルプラグ(上)締める 6.オイルプラグ(上)締める
上側のオイルレベルプラグにギヤオイルが溢れてきます。これでオイルが規定量注入できました。このままの状態で次へ ギヤオイルを注入した状態でオイルレベルプラグを閉じます。 ギヤオイルを抜いてすぐにオイルプラグ下側を閉じます。上下のオイルプラグを増し締めします。

■チェックポイント
●抜き終わったギヤオイルの色が恐らく真っ黒になっているでしょう。ミルクセーキのように白く濁っている場合は、水が混じっているので修理が必要です。販売店に持ち込みましょう。また、ギヤオイルに異物が混ざっていないかなど以上の有無を確認して下さい。
●ギヤオイルの注入は下側のドレンプラグから必ず行って下さい。
●最後にウエスやキッチンタオルできれいにふき取り、廃油は拭き終ったウエスやキッチンタオルに染み込ませて燃えるゴミに捨てれます。(市販の廃油シートならベスト)

■「JOHNSON/EVINRUDE」船外機の注意
@「JOHNSON/EVINRUDE」船外機の一部のモデルには、この部分に+ネジがありますが、これはギヤケース内部の部品を固定しているものですので絶対に緩めたり、外したりしないでください。
Aドレンプラグ(-ネジ)
Bベントプラグ(-ネジ)

ギヤオイルの購入比較はこちら

 



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