ボートエンジンのオイル交換!!

あなたのボートのエンジンはオイル交換をしていますか?もし、オイル交換をしていないのなら、もう一度良く考えて下さい。ボートエンジンは車と違い、(ある意味)ギアがありません。そのため、エンジンはギアチェンジができないため高回転で常にプロペラを回しつづけています。車以上に酷使されているのです。

■オイル交換方法について
車のオイル交換をする場合、エンジン下にあるオイルパンのドレンプラグを緩めてオイルを抜き取りますが、ボートの場合は、スペースが狭く傾斜していることもあり、下から抜くには無理があります。仮に無理をして下からオイルを抜いても、オイルを船内にこぼれて悲惨な目に合ってしまいます。(昔に私も経験しました。(笑)こぼれた後はきれいに清掃しないと海上に流出してしまうので大変だった)。

■上と下から抜くオイル交換
1.使用準備品 2.オイルの上抜き 3.オイルドレン

・ハンドオイルチェンジャー
・スパナ(下抜きも行う場合)
・フィルターレンチ(下記)
・ウエス又はキッチンペーパー
エンジンオイルのレベルゲージモニターの穴を利用してオイル交換をします。モニター穴より細いチューブをオイルパンまで差し込んでオイルチンンジャーと言われる吸上機でオイルを吸い上げるのです。 2.の上抜きで概ね70〜80%のオイルが抜けます。全て抜きたい場合は、オイルを下からも抜きます。写真はマリブボートのエンジンでオイルパンから伸びるドレンホースです。これがない場合はオイルパンのドレンプラグから抜きます。
4.ドレンホースを船外に 5.ドレンプラグを外す 6.オイルフィルター交換

オイルがこぼれた場合に少しでも被害を少なくするためにドレンホースをハルのドレンプラグより船外に出します。できない場合は船底でオイルの受け皿を用意します。 受け皿を用意して、ドレンプラグを緩めます。ホースタイプのものはオイルが流れ出すのが遅いためこの状態で20〜30分放置したほうが良いでしょう。 オイルフィルターの下にオイルがこぼれてもいいように受け皿とウエスを敷きます。フィルターレンチでオイルフィルターを緩めます。

■ポイント
●オイルを排出している時は(2及び5)エンジン上部のオイルキャップを開けるなどして空気を入れてやらないとエンジン内が真空状態になりスムーズにオイルが排出できません。
●新しいオイルフィルターのパッキンに、少しオイルを塗っておきます。(ねじ込む時に、パッキンがよれて破損するのを防ぐため)
●新しいオイルをオイルレベルゲージまで入れて、エンジンを始動してもう一度オイル量を確認します。(新しいオイルフィルターなどにオイルが循環し少し減少するから)
●最後にウエスやキッチンタオルできれいにふき取り、廃油は拭き終ったウエスやキッチンタオルに染み込ませて燃えるゴミに捨てれます。(市販の廃油シートならベスト)

■オイル交換時は一緒にオイルフィルターを交換
またオイル交換時に一緒にオイルフィルターを交換しよう。オイルフィルターはエンジン内に出た金属紛やゴミをオイルが運びオイルフィルターがろ過している。人間でいうと肝臓のようなものかな?当然これを交換しないと、血液の循環が悪くなるし、いつまでも汚れた血液を循環させてしまうのだ。

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